FROZEN TIME

フローズン・タイム [DVD]

みたー。イギリスのファッションフォトグラファーが監督した映画だって。
前に広告批評に載ってて、ファッション写真好きのわんこが気にしていたから一緒に観た。
ジャケットの雰囲気とかあらすじ、監督が写真家ってとこからもっと観念的で暗い映画を想像してたので、
あまりにもわかりやすいストーリー展開にびっくりした。ふっつーにハッピーエンドだし青春映画じゃん。悪く言えば安直…
しかし前半の失恋の痛手の表現とか、スーパーで時間が止まるシーンは秀逸。感覚を映像にすることに成功してると思う。
主人公がどんどん衰弱して妄想に囚われていく話じゃなかったんだねぇ。笑
ストーリーのリアリティには欠けるけど、映像がスタイリッシュだし登場人物がみんな魅力的。*1
個人的に出張ストリッパーのあの子と主人公の親友が好き。エロい！あの展開には笑った！
「映画監督じゃない人が撮った映画」っていう独特な感じも奇妙で楽しい。
フットサルのシーンはどう考えてもいらないと思うけどねー。あれだけとってみれば面白いけど…やりたかったんだろうね。
とにかく予想とのギャップにつっこんでばかりいたので、いずれもう一回フラットな気持ちで観たいと思います。
これは初監督ってことなので、また映画撮ってほしいな。どうなっていくのか気になるもん。

*1:そしてもちろん服がおしゃれ！