てんくろう

カスピアン王子のつのぶえ (カラー版 ナルニア国物語 2)

カスピアン王子のつのぶえ (カラー版 ナルニア国物語 2)

読んだー。さすがに面白いねー!
小さい頃から「ライオンと魔女」とこれは家にあったんだけど何故か読み進められなかった。
小学生のときあれほど本を読み漁ってたのになんでだろう?こんなに読みやすくて面白いのに。
でも思ったのは、あっさりしすぎてるなーってこと。
ドラマを描くならもっと心の動きを繊細に表現していいと思うし、アクションを描くならもっと長く細かくできると思う。
でも、この感じ好きです。心の動きを風景に託してるようなとこもあると思うし、押し付けがましくないというか。
自分も一緒に入っていけるというか。お話の中に「間」があるように感じました。
子供向けの作られたお話でもあるけど、大人が読めば色々感じるところがある、深みのある作品じゃないでしょうか。
全巻読みたくなってきたー。こういうのがウチの学部のありがたいところだなー。
別に文学研究にあんまり興味ないし、そういう目的で入ったんだけどね。
ほっといたら本とか読まないもん。時間使うのいやだから。ほんとはもっと読みたいんだけどね。