退廃的なくちづけ

静かの海

ロメオの心臓

ロメオの心臓

どっからどうみても名盤。
十代最後らへんは退廃的な、生産性のない、絶望の愛に憧れていたものです。
最後はボロボロになって死んじゃうんだけど、心が純粋すぎて一瞬一瞬がロマンチックでキラキラするの。
その切なさ…!!みたいなさ−。みたいななー!


まぁ女子が不良に憧れたらそんな感じになるわけです。笑
ほんとにボロボロにされても、一緒に野垂れ死んでもいいと思った人がいたこともありました。笑
ベンジーの世界観(ほんとに世界を持ってる人だよね。作家性が強いというか)って広くて、
大人も子供も若者もちゃんといる。田舎もあるし都会もある。
他のアルバムで好きな世界の雰囲気を出してるのはブランキーの『METAL MOON』と
SHERBETの『セキララ』かな。セキララは特に良い!「水」と「ひまわり」がやばい。
ウォークマンのスピーカーからセキララを流しながら春の海で綺麗なガラスを拾い集めたりしちゃった。
ワイン瓶片手に深夜の線路を海沿いに歩いて*1、『WORLD IS MINE』流しながら真っ黒な海で哲学したりしちゃった。
チャリにウォークマン引っ掛けて「バードメン」流しながら高速道路の下を疾走したりしちゃった。
夜に目的もなく海沿いの無人駅に行って、帰りに某大学のベンチではっぴいえんど聴きながらお菓子食べてた初夏とかねー。
流星群の到来を知ってチャリで出かけた午前3時、開けたところへ向かっている内に朝になったりとかねー。
いろいろあったねー。いろいろやったねー。多分今年もやるね。まだいけるね。
夜に夏の匂いが混ざり始めたし、そろそろ花火とかやるね。去年は6月にやったっけね。
あまりに夏を先取りではしゃいだせいで本番はなにもしていない。花火大会の日はお互い別の男と過ごしていたね。笑
今年こそ「浴衣着てカップルで花火大会」っていうリアル充実感あふれる行事を行いたい。
もちろん彼の自転車の後ろに横座りして会場に向かうのよ!*2

*1:危険すぎるぅー!

*2:それはさすがにないわ…