らもデビュー

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

今更ながら、らも先生の作品に初めて触れたよ。
映画の「お父さんのバックドロップ」は3回*1観て毎回ラストで号泣したけど。笑
いやー、やっぱいいですね。なんで私のアル中時代*2にこれ貸してくれる人いなかったのかしら。
なんかすごく気持ちいいよ。「こうなるだろうな」を一番いい形で描いてくれてる。
しっくりくる。物語でもコントでも、いつもオチを期待しては裏切られるので、とてもすっきりした。
紆余曲折、色々なひねくれた事件が起きて、最後にベタなオチって最高だと思うの。
読みやすーいし。今後も読んでいこうと思う。久しぶりに好きと思える作家に出会えた感じ。
活字離れロック離れを一気に食い止めてくれた。ありがたい。

*1:映画館、家、わんこ宅

*2:私もアル中について調べながら飲んでたなぁ